独り言

創立10周年
本日、令和6年(2024年)4月5日で剣獅舘道場は創立10年を迎えました。本当にたくさんの皆様のお力添えをいただき今日まで続けることが出来ました。本当に感謝しかありません。ありがとうございます。思い起こせば10年前ひょんなことから始まった剣道教室。名前も実績も力も人脈も本当に何もないゼロからのスタート。最初は道場の名前を言うこと自体が恥ずかしい時がありました。10年前に中学校の剣道場で沢山の剣友が集まってくださり激励されたことは今でも忘れられません。また初心者の生徒が初めて防具をつけて稽古をする時、ずっと一人で面紐や胴紐を一人ずつ縛り続け稽古時間が無くなってしまい「いったい俺は何をやっているのだろう」と涙目になったことも今では笑い話となりました。この10年は私の人生にとってただの10年ではなく色々なことと戦い続けた10年でした。特別な思いがある10年なので本当に感慨深いものがあります。明日から新しい剣獅舘のスタートです。こころ新たに次の10年に向けて頑張りたいと思います。これからもよろしくお願い致します。

先日、中学3年生の時に一度だけ試合をした友人と会った。当時は今のように情報が簡単に入る時代でもなく対外的な練習試合もほとんどない時代。どの地区の誰が強いかなんてよくわからなかった時代。私も情報にあまり詳しくなく、その友人の名前こそ知らなかったが彼のいる地区に強い選手がいるということだけは聞いたことがあった。その彼と中学の夏の県大会個人戦で戦うことになり、まさか彼が、試合相手がその地区の強豪選手だと知ったのは試合が終わってからだった。思い返してもあの時の彼の構えと立ち姿、必死になって試合をしたことは今でも鮮明に覚えている一番記憶にある中学の試合。そんな彼と久しぶり会い当時の試合の話をした。色々と話してみると彼も私と試合をしたことが中学時代の中で一番鮮明に覚えている試合だったと聞きとても嬉しかった。あの頃はわからなかったが、たぶん必死になって戦ったあの試合は、お互い「合気」になっていたのかな・・・試合をしながら高めあえていたのかなetc、様々な思いが頭を過った。時は経ち、思い出は作るものだと思っていたが、たまには振り返るのも悪くないと思った出会いだった。それだけ歳を取ったのかな(笑)

水戸大会が終わり翌日の4月1日から新年度スタートとなりました。6年生は中学生へ中学3年生は高校生へと進学します。剣獅舘も進級に伴い最初の座例の並び順が変わり、また一部(初心者)組が二部の稽古に参加します。この並びが変わると新年度だなぁ~と改めて感じます。今年度は昨年度以上の結果が出せるように館長も決意を新たに頑張ります!!

近藤杯に参加して改めて感じたことは友人は財産だということでした。この歳になって仲間の素晴らしさを剣道を通じてとても感じています。大学時代の友人だけではなく小中高時代の友人からも今は刺激をもらい、助言をいただき、励まされたりと、本当に仲間っていいなぁ~ありがたいなぁ~と本当に感じています。剣道をしていなかったらこういった思いができたのかわかりませんが、今の私は剣道があるからこんな気持ちになれているのだと思います。剣道を辞めようと思ったことは一度や二度ではなく何度もあります・・・。でも辞めることはできませんでした。辞めようと思えば辞められたはずですが、続けてこれたのは仲間を裏切れないという思いだったり剣道が好きだったからだと思います。今は、剣獅舘という道場の中で同じ時間を過ごしている生徒達に剣道の楽しさを教えていくことができれば剣道を続けていくことの素晴らしさを伝えられるのではないかと思っています。そんな気持ちにさせてくれた大学時代過ごした第二の故郷に感謝したいと思います。

久しぶりの独り言です(^^;) 昨晩の稽古は道場に人が溢れ出るほどの人数が集まりました!館長としては嬉しいのですが、道場の規模を考えるとチョット厳しい人数でした… 一番の心配は「果たして実のある稽古になったのか?」「生徒たちの力になった稽古なのか?」「せっかく足を運んでくれた生徒たちに満足感は与えられているのか?」という思いは消えることはありませんでした。そして、もう一つ稽古をしている最中に脳裏によぎったのは開設当初のことでした。5年前に中学校の剣道場を借りて生徒3人でスタートした剣獅舘。それは私の剣道指導の原点・・・なんとなく昨晩は感慨深いものになりました。ある先生が、日本の剣道界を支えているのは少年剣道だと言っていたことも思い出し、剣獅舘もその一躍を少しは担っているのかなと。生徒たちに剣道の素晴らしさ、楽しさを伝えられるよう私も精進していかなければならないと感じた一日でした(^^)

新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。昨年は多くの方に支えられまた、ご指導頂き大変ありがとうございました。昨日、剣獅舘道場の2018年の初稽古を行いました。全員参加とはいきませんでしたが沢山の生徒に囲まれ賑やかな初稽古となりました。今年も昨年以上の活躍ができるようみんなで力を合わせていい年にしましょう!! 頑張れ剣獅舘生!!

昨日は稽古納めでした。一年間大変お疲れさまでした。最終日に全員が集まることはできませんでしたが、みんなの顔が見ることができたのは良かったです。今年を振り返ってみると総合的にいい一年だったと思います。各種大会において団体、個人とも予想以上の結果が出たことに喜びを感じます。また、生徒の成長をとても感じた一年でもありました。剣獅舘では「返事・あいさつ・機敏な行動」を技術以前に指導しているつもりです。まだまだの生徒もいますが、剣道という「習い事」の中では一番大切にしなければならない部分だと感じています。なぜ剣道を習ったのか? 「親や知り合いがやっていたから」、「カッコ良さそうだから」というところからから習い始めた人も少なくないと思いますが、「礼儀正しく」という武道特有の利点から剣道になった人も多いでしょう。原点、初心に返って考えてみたときにやはり人として「返事、あいさつ」はとても大切です。原点の延長に剣道がありその次に勝負があります。原点と初心を忘れずにまた来年、新しい気持ちで「剣道」と向き合ってくれれることがなによりです。来年は1月4日が稽古始めです。皆さん良い年をお迎え下さい。

剣獅舘の成り立ち・・・教室名の命名については、スポーツクラブの名前を表に出さず、支援をしているということなので、スポーツクラブの名前は使えませんが、理事長はどこかにスポーツクラブとの関わりがあることが記されているといいという話となり、スポーツクラブのチームエンブレムが某神社の獅子舞の絵柄が使われていることもあり「獅子」の「獅」を使って名前がつけられないかとの相談がありました。そこで「剣士」の「士」の文字と語呂を合わせ「剣獅」とし「剣獅舘」という名前に決まったのです。その名前が決まったのが3月上旬で、ギリギリ募集広告にも間に合い、なんとか期日の開設に間に合うことができました・・・ 開設に至るまでは本当に大変な期間でよく5ヶ月で開設できたと思っています。色々な経験もしました。すべて書いたわけではなくここに書けないような話もありますが剣獅舘は、平成26年4月5日に鎌倉中学校剣道場でスタートしました。そして、その1年後にスポーツクラブの経営判断から支援を切られ、それを機に活動場所を移し、現在の朋栄SCで活動をしています。

剣獅舘の成り立ち・・・学校開放を利用する場合に必要なことは10名以上の利用者がいて半分以上は、その地区に在住、在勤している事が条件になり、営利目的の活動は一切禁止とのことでした。幸いにも10名以上の人を集めることには手間はかからなったのですが、あの時ご協力頂いた方々には本当に感謝の気持ちしかありません。学校開放なのでスポーツクラブの運営については認められませんでしたので、このあたりは何度も事情説明と確認の為に中学の教頭とスポーツクラブの間に入っての話に時間がかかりました。最終的に折り合いがついたのは、私個人に対してスポーツクラブが支援をしている形で行う活動ということで収まりをつけることができました。これで剣道教室の4月開設は可能となり、3月に生徒募集、4月上旬からスタートとなるメドが立ちました。あとは活動する団体名だけです。スポーツクラブ側は、スポーツクラブの名前を表に出さないことが条件でしたが、学校開放なので余計に名前が出せなくなくなり、宣伝する上でも剣道教室であることをアピールしなければなりません。話し会いの結果スポーツクラブ側で命名する事となりました。

剣獅舘の成り立ち・・・前橋市観測史上最大の大雪は、剣道教室の開設に暗雲を立ち込めさせました。4月の開設が絶望的になりつつある状況は私の気持ちに「なんとしてでも開設したい」という思いを抱かせるものなりました。渋川道場を改修して建て直しを検討しましたが、とても出せるような金額ではありません。どうすればいいのかと考えている矢先、なんとかしたいという気持ちが通じたのか、捨てる神あれば拾う神ありということがあるものです。もう一度初めから地域の学校に問い合わせてみたところ鎌倉中学校の剣道場が空いているという情報を得ることができ、鎌倉中学校へ学校開放をお願いする運びとなりました。本当に奇跡や偶然はあるものだと思いました。鎌倉中学校の顧問の先生にもご協力頂き、中学の教頭先生とお話をさせて頂きました。スポーツクラブの理事長にも了解を頂き、急遽学校開放を利用しての剣道教室のスタート準備になりました。学校を使っての剣道教室は多くあるので市内の既存団体の運営方法を参考にして開設の準備に取り掛かりました。学校開放で剣道教室をやることが決まってからの準備は本当に忙しいものでした。

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